カキバー旅行記

ヒッチハイクに始まり、日本一周、オーストラリア一周、、、 考え、気づき、知る。誰の人生でもなく、自分の人生を歩むために Twitter→@kctikimono Facebook→柿林春輝

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バスキングの時給はおいくら? 〜オーストラリア0円旅 パース編〜

 シドニーから9000キロ

 

今回のヒッチハイク旅はとにかく荷物が多かった

 

その中でも1番がこのギター!

ハードケースに入ったギターはとにかくでかい!

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座席1人分くらい場所をとる

現にそのせいでヒッチハイク中何台か乗れなかった、笑

 

 

しかも重い

背負えないタイプなのでずっと手に持っての移動だったけど、これ持って5キロとか歩いてるとまじで肩が取れそうになる

 

 

で、そんな苦労してシドニーから運んできた割には活躍してなくないそのギター?

って思ったでしょ?

 

 

はい、その通り(笑)

このギターのおかげでお金もらったのはたったの1回

 

路上で元とってやらーー!とか意気込んでた割には全然なわけである

 

まあそれもそのはず、1ヶ月半かけて弾けるようになったのはOasisのwhateverだけ

路上に出ても同じ曲のループになるのだ(笑)

 

 

ってことで、パースについてからもうちょっと練習した結果、5曲弾けるようになった

 

Whatever

Don't look in back anger

空に歌えば

あの紙ヒコーキ曇り空わって

チェリー

 

 

そして、ついにそのときが来た

泊まっていたバッパーの前で練習していたら通りがかりの人が5ドルくれたのである

その日はこれが2回も

 f:id:kakibayashi:20170417060316j:image

 

おや?これはもしかして大したレベルじゃなくてもバスキングできるんじゃないか?

 

 

そう思った俺は後日パースの中心の通りでギターの練習してみた

 

 

すると、歌いせずギターの練習をしているだけなのにちょっとだけ小銭を入れてもらった

 

 

これをキッカケに暇な夜は町に出てギターを弾くようにした

 

 

実際もらった額は大したことないんだけど、それを元に何個か自分なりに思ったことを書き残しておく

 

 

まず1番思ったことは、弾く楽器は珍しい方がお金もらえるってこと

ギターの弾き語りはもう路上で飽和してるので、見る人も飽きている

ので、結構上手くないとみんなスルーしていく

 

逆に普段聞かないような音の楽器とか見た目のインパクトがあるような楽器はみんな立ち止まるし、下手でも分からない(笑)

 

って言っても、ギター始めて2か月の下手っぴでも少しのお金はもらえるのでとりあえず楽器を路上で練習しておけば誰でもお金はもらえる

 

俺の場合はいっても時給10ドルとか

オカリナを吹く知り合いの人は時給100ドルの壁を超えていた

人によっては1時間に何百ドルとか集める人もいる

そんなんになったらもうオーストラリアで必死こいて仕事探す必要もない (笑)

 

それとバーが多い通りは割と入れてもらえる

酔っ払っうと音楽もいつもより気持ちよく聞こえるのだろう

 

 

あ、それと1番大事なことを忘れていた

大きい都市で路上するには一応許可証が必要になるので町の役所的なところで発行してもらわないといけない

パースの場合一か月30ドルもしない

 

ちなみに俺はパスポートが盗られてて発行できなかったので、許可証無しでやっていた

町のモールの中心ででっかいスピーカーとか使ってやるとかでもない限り、警察もいちいち許可証はチェックしてこないっぽい(笑)

 

 

 

日本より圧倒的に路上のハードルが低い国オーストラリア

楽器なんてなんでもいいし、なんなら日本語の曲アカペラで歌ってるだけでも大丈夫!

オーストラリアでバスキングデビューを果たそう

 

 

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オーストラリアで財布もパスポートもクレジットカードもケータイも盗まれた話と対処 〜オーストラリア一周0円旅 パース編〜

ヒッチハイクで必死にパースまで到着した次の日

 

バッパーで体力をフル回復した俺はすぐさま仕事探しに取り掛かった方法は1択

 

Gum treeでアルバイト募集にアタックしまくる!

オーストラリアだと手渡しで履歴配りなんてのもできるけど、これはメンタルも体力も必要な割には全く成果を出さない

 

ので、オーストラリアではGum treeが1番手っ取り早く確実

とりあえず短期の2.3ヶ月募集しているところに片っ端からメールや電話をした

 

すると、みんな仕事探しに苦戦すると聞いていたが20件以上応募すると3.4件くらいは返答が帰ってきた

 

 

その一つ目のところでクリーナーの仕事をゲット!

こっからバリバリ稼いでやるぜーー!!

って意気込んでいた矢先のお話である

 

 

クリーニングっていっても、誰かが出て行ったあとの家を掃除するっていう仕事

この日は激汚くて、家の壁にはゴキブリの死骸がくっつき、床にはウンコが落ちていて、普通に吐きそうになる家の掃除だった

 

汚すぎたので、荷物は家のガレージに置いて6人くらいで働いていた

6人って言ってもケニア人とインド人とモリシャス人

 

日本人は俺だけ

しかも全員女の子

よりどりみどりである

 

 

みんな吐きそうになりながらもなんとか掃除しきった

こんなゴミみたいな仕事でもみんなやるのは、結局俺らみたいな外国人だとなかなか仕事を手に入れられないからである

 

 

ふーーー

やっと終わった

今日くらいはいい飯食うか〜

 

 

 

あれ、

無い

俺のバックだけ無い

 

 

無い無い無い

 

 

どこを探してもなーーーい!

 

 

 

ゴミを漁っても、誰に聞いてもなーーーい!

 

 

 

捜索すること3時間

 

もう無駄な抵抗はよして認めるよ、、

 

 

お金もケータイもパスポートもクレカもバンクカードも旅の日記もモバイルバッテリーもなんもかんも盗られたってことを!!

 

 

たまに盗難にあったやつに、

「命があったんだから良かったじゃん。

ね?」

なんていう愚か者がいる

 

 

けど、言っておこう

 

絶望である

 

命があるなんて言うけど、結局絶望することに違いは無い

 

 

てか、そんなこというやつは財布もなんもかんも奪ってしまえ(笑)

 

 

 

帰ってリスカしまくろーか悩んでいた矢先

その晩はボスが家に泊めさせてくれることになった

 

 

ここからは盗られたときの対応を記しておく

同じようになんもかんも盗られて絶望している人のためにでもなれば幸いだ

 

 

まず、

クレカとバンクカードを止めよう

 

これは電話で全部できるのだけれどもクレカの場合は話す相手が日本人だからサクサク進むがバンクカードの場合は電話の相手がバリバリのネイティブスピーカーなので何を言ってるのやら分からない

話せる人に説明してもらってもいいが、銀行が空いてるなら行って説明するのが1番である

 

ちなみに新しいクレカは自宅に郵送されるので、俺は1回自宅に送ってもらってから家族にパースまで郵送してもらった

バンクカードはパスポートさえあれば、再発行はすぐにできる

逆に言えば、パスポートも盗られるとパスポートの再発行が完了するまではバンクカードも再発行できない可能性が高い

 

 

次に警察に行く

近くのポリスステイションを誰かに聞くかしてどーにか探して行き

盗難にあったことを伝えて、盗られた物をできるだけ細かく説明する

(パスポートも盗られた人はここでちゃんとパスポートも言っておかないとパスポートの再発行のときまた警察に来ないといけない羽目になる可能性が高い)

 

盗難にされたものが帰ってくるかどーかはさておいて、パスポートを再発行するためにはここでもらえるincident numberというものが必要なのだ

 

incident numberが書かれた紙は無くさないように取っておく

パスポート再発行のとき、この番号が必要になってくる

 

 

ちなみにパスポートが無いと泊まってるバッパーの延滞とかもできないことがあるのでマジで萎える

 

 

盗難されてすぐに必要な応急処置はこんな感じ

 

 

あ、あとメンタルケアも忘れずにね(笑)

 

 

 

けど、そうこうしてる内に絶望も過ぎ去っていったのではないだろうか?

 

俺も盗られて6時間くらいで回復した

 

むしろ

案外めっちゃ重要だと思ってたものが無くなってもなんとかなるじゃん

本当に必要なものなんてこの身一つじゃん!

って思うようになってくる

 

おめでとう

そう思ったら君はもう究極の旅人の仲間入りである

 

 

そして、時間があるときにパスポートの盗難届けと再発行をしないといけない

これは日本大使館に行くしかない

パースみたいな大きい都市だと日本大使館もあるんだけど、小さい田舎町なんかだともちろん大使館なんて無いので大きい町に行かないといけない

 

けど、ネットで調べるとパスポートの盗難届けはお早めになんて書いてあるけど遅れてもそんなリスクは無いので今すぐできない人はあとでもよし

ちなみに俺は盗られて2週間後にやっと行った

 

 

パスポートの再発行に必要には

  • 戸籍謄本
  • パスポート用の顔写真2枚
  • incident numberをもとに、オーストラリアの警察署のHPから入手できる盗難証明書を印刷したもの
  • ワーホリならワーホリビザを証明するため、オーストラリア行く前にメールで送られてきたワーホリビザの発行許可証

 

 

1番のネックは戸籍謄本

家族に連絡して再発行して、それをオーストラリアに送ってもらわないといけない

けど、緊急の場合を除いてこの作業はスルーできない

ので、どんなに家族と仲が悪くてもお願いするしかない

むしろこのタイミングで仲直りしよう

 

 

顔写真は郵便局に行けば5分で撮れる

サイズは45㎜×35㎜

ホームページには6ヶ月以内なんて書いてあるが、そんなものを証明する手立ては一切無い

 

 

オーストラリア警察のHPから発行する盗難証明書もちょっとめんどくさい

パソコンと印刷機が必要だからである

 

大抵の人はそんなもの持ち合わせて無いのでネカフェか図書館に行こう

州立の図書館だと、パソコンは無料で、印刷機も激安で印刷できる

 

そのとき、かつてオーストラリア行く前にメールで送られてきたワーホリビザの発行許可証も印刷しておこう

ビザの証明にこれも必要

 

 

 

 

数々の困難を乗り越え、全ての書類を揃えた諸君

 

残念ながらもうひと困難頑張ってもらおう

 

君たちへの最後の試練はこれだ!

 

ドンッ

 

パスポート申請料170ドル

 

 

何を隠そう結局金なのである

日本は盗難にあいメンタルボロボロな国民にも金をせびる国なのだ

よく覚えておこう

 

 

まじめに仕事も貯金もなかったらそんな金どーもできない

なんの手立てもない人は物乞いをしよう

 

いや、まじめな話オーストラリアで物乞いは結構儲かるらしい

iPadで音楽聴いてるホームレスとか普通にいるし

年収500万越えの猛者もいるんだとか

 

 

たぶん俺もボスに助けてもらってなかったら物乞いやってた(笑)

 

 

 

そんなわけで書類を提出し、物乞いを1週間しながら待ち170ドルを手に入れた君

 

「合格だ

日本に帰ってよかろう」

by Japan

 

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※書類提出からパスポート交付まではおよそ1週間。お金も受け取り時支払い。

 

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シドニーから9000キロ ヒッチハイクだけでパースへ 〜オーストラリア0円旅 23日目〜

 日が出てきた

 

午前6時

もう朝か

 

昨日あれだけ運転したマイク

さすがにしばらくは寝ているだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

、、、ガサゴソ

 

 

 

 

 

 

 

もう起きてんじゃん笑笑

 

 

 

「じゃあパースに行くか」

 

さすが鉄人、4時間寝ただけで1400キロ分回復しやがった(笑)

 

 

 

 

ってことで、今日ついにパース着くぜーーーーーと!!

 

 

 

運転しだすこと10分

とりあえず近くのガソスタで朝食

 

 

会計時

もう残った10ドルも必要ないから使おうとしたのに、兄貴に奢られた

 

「その金はパース着いて仕事探すためにとっておけ」

 

うーーー

ばりクーーール!!

 

 

そんなとき、会計のじいちゃんが

「あ、これまだレジ通してないや」

 

ピッ

 

ってジュースをレジに通した

 

 

 

そして店外へ

 

兄貴がめっちゃ文句を垂れてる

 

 

??

何が起きたんだ?

 

 

なにやら、あのじいちゃんがわざと同じものを2回レジして金額ボッタクったらしい

 

 

まじで?笑

 

 

兄貴、fuckingを連発している(笑) 

 

あげく車のゴミを店の前にポイ捨てしだす(笑)

 

一弟子として、俺もポイ捨てに参加

 

 

 

お互いしょーもな笑

 

 

 

 

気を改め再スタート

 

あと1時間かそこらでもうパース着いてまうーーー

 

 

シドニーを出発して6週間

文無しで飛び出し、砂漠で野宿し、ゲイのマッサージを受け、北部で焼け死に、、、

 

 

 

まじで長かった〜

 

 

けど、まだ追い込めるって言えば追い込めるんだよなー笑

 

体力もメンタルもボロボロやけど、まだ残りがあるのが分かる

 

 

0円旅してると

人間そう簡単には死なないってのがよく分かる

 

 

 

みんなが思ってる以上に

俺が思ってる以上に

 

もっともっと窮地になっても死なないんだよな〜

 

 

オーストラリアヒッチハイクするって何人かにいったとき、お前死ぬで!?

ってほとんどの人に言われた

 

オーストラリア人にさえ言われた

 

 

けど、結果死ぬどころかパースまでこれた

 

 

この感じだと、アメリカでも危険をちゃんと察知すればヒッチハイク全然できる

 

 

自分の経験といろんな話し聞いたりネット見たりした感じだと、世界のほとんどの国でヒッチハイクできる

 

ヒッチハイカーのためのヒッチハイクwikiってのがあるくらいだからな(笑)

 

 

 

そーこー話してるうちにサバンナを抜け、建物がちらほら見えてきた

 

 

 

パースのお出ましだ

 

 

マイクにパースの中心パース駅まで送ってもらうようにお願いした

 

 

 

建物はどんどん高くなり、交通量も増える

 

 

こんな大きいまちはアデレードメルボルンぶりだ

 

 

 

 

達成感でパースの車の中から見るもの全てが輝いて見える

 

ビルも、モニュメントも、人も、車も、、、

 

 

 

パース駅に到着

 

「Thank you so much!」

 

この言葉に全てがこもっていた

 

 

 

 

マイクまじでサンキュー!!!

 

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写真とき毎回目閉じちゃうんだよな(笑)

 

 

 

まじでこの達成感という名の感動はやばい

 

旅したとき毎回この感動はある

 

心の底から泉のように自然に湧き上がってくるこの感情

 

幸せだーーーーーー

 

ニヤニヤが止まんねえ(笑)

 

 

この感情も旅の醍醐味だよな

 

 

 

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ってことで、9000キロヒッチハイクしとりあえず西海岸 パースまで到着!

 

まだ旅が終わったわけではないけど、とりあえず2.3ヶ月はここでお金を稼ぎます!

 

 

もう一度言うけど、まだ旅が終わったわけではない、、笑

 

 

 

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1日で1400キロドライブするオーストラリアの怪物 〜オーストラリア0円旅22日目〜

いーーーんですかーいんですかー

ほんとに好きになっていんですかー

 

いーーんですよーいんですよーー

あなたが愛した人ならばーー

 

 

 

オーストラリア人の愛を受け

朝からRADWIMPS が止まらない

 

 

 

真冬のはずなのに、カラサは野宿くらいが涼しくてちょうどいい

 カナララに至っては野宿も暑かったが。

 

 

朝7時、ジョンの小さい方の息子(ジャック)が1番に起きたらしく家にいれてくれた

あさっぱらからテンションが高い(笑)

 

カード遊びしようよと誘ってきたので一緒にやっていたら、ジョンが起きてきてうるさいからやめろの一言で終了。

母さんがまだ寝ているんだ。静かにしなさい。

とジャックに軽く説教(笑)

 

 

ふてくされたジャックとおとなしく朝食を待っていると、トーストを焦がし警報機を鳴らすジョン

 

おい、父さんさっきの言葉はどこにいったんだ(笑)

 

 

 

 

朝食を済ませると、

今日もありがたいことに町の端までジョンが送ってくれると言う

 

 

初対面の外国人といろいろ遊んでくれたジャックに「また会おうな!」と言ってバイバイ

 

 

ブーーーーン

(車の中)

いやー

ほんとに良かった

またカラサ通ることあったら絶対にこここよ!

 

 

あ、、、、

帽子忘れた。

 

 

「ジョンごめん!もっかい家に帰って!笑」

 

 

ジョン「オ、オーケー(苦笑)」

 

 

 

 

そーして再びジョンの家に到着

ジャックの目がめっちゃ「バカだなーこいつ」って言っている

(笑)

 

 

 

まあそんなこともありながら今日のヒッチハイクポイントに到着

 

 

ジョンまじでありがと!!

日本に来たら教えてね!

と連絡先を渡してバイバイ

 

 

 

いやーーーーー

 

あやーーーーー(韓国語で「痛い」)

 

 

今日もヒッチハイクよゆーだわーーー!!

 

 

そして、己の親指に全力をこめる!

 

フィンガーヒッチ!!

 

 

 

すると、今日も好調30分で乗せてもらえた

 

し、しししかも!

なんとその男の人パースまで行くらしい!!笑

しかも明日には着くという

 

 

え?

もうゴール確定しちゃった?

 

なんとゴール手前1500キロ

パース行きが確定してしまった

 

同時にこの男性との一泊二日の1500キロ車旅が始まった(笑)

 

 

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ゴツくて、サングラスがいかした兄貴

 

よろしくお願いします(笑)

 

 

 

口数の少ないマイク

二言三言質問してからはほとんど会話しなかった

けど、ロックの音楽かけて歌ったり、いらないサングラスをくれたり、雰囲気はちょーーーラフ

 

俺も気をつかうことなく、自然に振る舞うことができた

まあ1600キロなんてはなから会話が持つわけない(笑)

 

 

にしても走る走る

走り始めてからガソリン注ぐ以外では車を止めようとしない (笑)

 

そーして1回も休憩することなく600キロを走りきり3時半

カナーブンという昆虫みたいな町に到着

残り900キロ

 

一気に600キロとか鉄人かよ(笑)

 

 

ここで今日はストップかなんて思ってたら、給油のために10分止まってそっからまた南に下りだす

 いや、鉄人だ(笑)

 

 

そして、さらに200キロ運転

海が見えるところで立ちション休憩

 

 

海?

そう、ついにやってきたのだ

シドニー東海岸を見てから1ヶ月半、ついに西海岸にきたーー!!

 

 

オーストラリアのヒッチハイクは壮大だよ

日本のちまちましたヒッチハイクが懐かしい

 

 

浸る間もなく10分でまたスタート

相変わらずマイクは疲れ一つ見せず運転し続ける

 

 

日が暮れて、カンガルーが活動を始めるこの時間帯

みんな夜は運転しないって聞いてたけど、マイクは例外なようだ(笑)

 

 

カンガルー殺す気満々で走る走る

 

 

キキッーーーー!!!!

 

うはっ!!

 

 

カンガルーじゃなくてヤギを轢きそうなる(笑)

 

 

そんなこんなで、満月の中500キロを走りジェラルトンという町に到着

もう真夜中

まともに休憩もせず朝から1300キロも走っている

 

まじで怪物や(笑)

 

 

 

そして700キロぶりの給油タイム

そこでホットスナックをおごってくれた

兄貴あざっす!!

 

 

 

さすがにどっか宿でも探すかなーなんて思ってた俺が甘かった

宿どころかまだまだ走る(笑)

 

えぇーーー!!笑

 さすがにこれには俺も驚いた

 

パースまであと200キロ

もう着いちゃうよ(笑)

 

 

彼女と電話しながら上機嫌で運転するマイク

もはや誰も止められない(笑)

 

 

そして気づいたら

俺も寝落ちしてしまった

 

 

 

 

 

 

ハッ!!

ここはどこだ??

 

 

夜中の2時過ぎ、側道に車を止めるマイク

どうやらまだパースには着いてないらしい

 

 

 

 

「今夜はここで車中泊だ!」

 

 

まじで!笑

宿も提供してくれるとは、マイクまじで兄貴だわー(笑)

 

 

ってことで、カラサから走ること1400キロ、、、

やっとマイクが勘弁してくれた

まじで1日で走る距離じゃないよ(笑)

 

 

マイクこそ本物のターミネーター

 

 

 

Kマートの10ドルブランケットにくるまって、再び寝落ちした。

 

 

 

 

 

 

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オーストラリアの地元民の家でキャンプ泊!! 〜オーストラリア一周0円旅 21日目〜

オーストラリアのヒッチハイクはとにかく移動距離が大きい

 

ウルルからカナララに行くときなんか1600キロくらいぶっ続けでヒッチハイクした

 

 

 

、、、

 

 

しかし!!

 

 

 

今回のブルームーパース間はなんと2100キロ

 

 

広島から稚内まで車で行くのと同じ距離!

 

これは少なくとも3回くらいの野宿を覚悟しなければ笑

 

 

 

 

ってことで

すたぁーーと

 

 

 

宿のチェックアウトをすませ、5日前にカナララで買った食パンが残っていたので口に詰め込む

それと、おとといお姉さんにもらったピザパンも詰め込む

 

ヨイショ

ヨイショ

 

 

 

そしてひろきさんともお別れ

 

っていっても、数日後パースに行くらしくたぶん合流する感じになる

 

 

 

 

 宿から歩いて5キロ

暑くて仕方がない

 

ギターが重くて肩がはずれそう笑

 

 

 

そんなことをぐちぐい言いながらも本日のヒッチハイクポイント到着!

 

見晴らしの良い高速沿い

 

 

昨日洗った洗濯物を干しながらヒッチハイクて、あ、、、

 

 

今思い出したけど、ボードもうないんだった、笑

 

 

 

もうヒッチハイク旅にはボードすらもいらないことを証明してやろうじゃないか!

 

 

元祖フィンガーヒッチハイクっ!!

 

 

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みんな笑ってる!

笑顔でヒッチハイク

 

 

 

相変わらずキャンピングカーは安定のスルー(笑)

 

 

 

暑いから早いとこ南に下りたいのだ

そしてキターー

 

本日1台目

フランスのカップル

 

2人は俺と同じでワーホリできてて、今からダーウィンに車で行って、数週間後パースまで下るらしい

 

 

フランス人は気分屋で、自己中で、日本人をイライラさせるとは噂で聞いていたけど、この人たちは全然そんなことなかった(笑)

 

3週間くらいここにいてくれたら、ダーウィンからパース行くときに拾ってあげるよ!笑

という保険をかけてくれて、バイバイした

 

 

3週間もここにいたら、たぶん蒸発してしまうので諦めてヒッチハイクすることにした(笑)

 

 

 

と、今日は調子が良い!

初めて10分で2台目に乗せてもらえた

しかも、パース方面へ300キロくらい行くらしい

 

マッチョなお兄さん

ロックが好きらしく、いろんなロックの曲を聞かせてくれた

 

ラフなお兄さん

俺もあんまり話す方じゃないし、英語になるともっと話さないから、ラフで自由な人の方が楽

 

気づいたら寝落ちしてしまっていた(笑)

 

 

けど、最後まで優しいマッチョさん

ヒッチハイクしやすいように、町の端まで送ってくれた

 

 

クールやわーー

俺にはないクールなかっこよさを備えていた

 

 

そして4時

まだもうひと頑張りできそうなので、ワンモア!

 

 

すると、今日は調子が良い良い!

開始20分で乗せてもらえた

 

 

今回は牧師のジョン

カラサという次の小さな町まで乗せてもらえることになった

 

ジョンはベジタリアンらしく、ベジタリアンの良さを教えてくれた

そーいえば、アダムもベジタリアンで、そんなことを言っていた

 

たぶん本当はベジタリアンの方が健康的なんだろーなー

俺らは肉食べたいから食べてるけど

 

けどまあこんな肉大国でベジタリアンもなかなかだわ(笑)

 

 

そして1時間半後

ついにカラサ到着

 

0円旅ということを伝えてなかったので、わざわざキャラパンパークまで連れてってくれた

連れてってくれたのはありがたいが、野宿なのに1泊16ドル

 

いや無理無理無理無理(笑)

 

 

ありがたいけど高いからその辺で野宿するって伝えると、なんと家の庭を貸してくれることになった!

 

 

ということで、結局ジョンの家へ(笑)

テントとシャワーも貸してくれたので、今日は極楽

 

 

家には5歳と20歳の男の子がいて、21歳のおっさんの相手をしてくれた(笑)

5歳の男の子はほんとに自由で面白い

テントも一緒に建て、家でもカードみたいなので遊んだ

やっぱ素直で自由な人といると、気持ちいい

 

20歳の子の方は、トーキョードリフトという映画を見せてくれたり

プレステ3でカーレースをさせてくれたりした

招いてもない客が来たのに、いろいろ相手してくれた2人

夕食も分けてくれ、この夜はほんとに心から温まった

 

まじで写真が無いのが惜しい!!!

 

けど、

地元民との関わりってのはほんとにいいよなー

まじでこれに関しては0円旅でよかったと思う

 

 

 

地元民の家でキャンプ

月が綺麗だな〜

 

 

 

 

 

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断捨離 〜肩書きを捨てよう。仕事捨てよう。あらゆるものを捨てた時、人は本当に軽くなる〜

二手に分かれる大きな道路

どちらも道幅は広くまっすぐで遠くまでよく見える

俺はその片方の方へ進んだ

 

見晴らしは快調

ただまっすぐに歩いていけば良いのだ

 

しかし、途中で左にそれる小さな道があることに気づいた

その小さな道は少し先までしか見えない

一応舗装はされた道

少し不安はあるが、冒険心が勝った

俺はその小さな道へと進んだ

 

その小さな道をしばらく歩くと、最終的に大きな道路と合流した

 

覚えのあるこの舗装された大きくてまっすぐな道路

そう、さっきの道路だ

 

少し安心した気持ちととてつもないつまらなさ

またこの道路を歩いていくのか。。

 

 

と、ふと横を見るとこの道路は柵で両サイドを囲まれていることに気づく

 

 

どうやらいらぬ考えが出てきてしまったようだ

この柵を越えたら、その先はただの荒野

 

 

そう、まっすぐ行く気のないやつにこの道は不必要だったのだ

俺は柵に足をかけ、

 

 

 

 

 

 

 

 

越えた

 

 

 

 

 

柵は低かった

こんなにも簡単だったとわ

安心安定という魔法に縛られ、越えられないと思っていただけだったんだ

 

 

 

そして柵の向こう側

そこに道はなかった

どこへ行ってもよかった

 

先は全然見えない

明るいのかも暗いのかも分からない

 

 

不安と後悔という魔物は襲ってこなかった

まるで、そんなもの幻想だったかのように

 

 

さあ全てが自由だ

あっちに走ってってもいい

そこで一休みしてもいい

むしろもう歩くのをもうやめたっていい

 

 

歩いたり走ったりするのなんてのは、どこまでいっても暇つぶしでしかないのだから

 

 

 さあ俺は人生の迷子

明日は何をしようか?

 

 

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長々とたとえ話にお付き合いありがとうございます(笑)

ということで大学生辞めました!

 

本当に簡単に辞めた理由を説明をすると

就職する気ない→大卒いらない→残り1年行く意味ない

ってな感じ!笑

 

この選択は根拠はないけど、必ず自分を良い方向に引っ張ってくれると信じてる!

 

学生を捨てたことによって、前よりもさらに足が軽くなったので、今年一年いままでよりもさらにさらにやりたいことやって、自分を切り開く年にしていこうと思う

 

ので!

学生捨ててふわふわ漂う僕をよかったら拾ってやってください(笑)

呼んでくれたらいつでもどこでもヒッチハイクで行きます!

 

人と話すの大好きだし、とりあえず「就職」というワード以外には興味あります!笑

 

 

10年後の自分にこの記事を捧げる

ブルームのケーブルビーチは天国だった 〜オーストラリア一周0円旅20日目〜

 

ギャーーー!!

 

 

 

ファックユーーー!!

 

 

 

 

What the fuck!?

 

 

 

 

 

深夜1時

 

相変わらずアボアボたちがうるさい

 

 

ただの酔っ払いか、薬中か

 

 

 

まあどっちでもいいけどからんでくんなよ!

 

 

人目の少ない草原に隠れての野宿

 

 

 

盗られて困るようなもんもないけど、盗って得するようなもんもないけん

まじで来んなよ

 

 

 

 

 

たぶん何回かばれてたけど、1度も絡まれることなくなんとか朝を迎えた

 

 

 

 

〜朝〜

 

ピーチクパーチク

 

 

 

熱帯気候で野宿すると体だ汗で気持ちわりーーー

 

まじでどぅぶどぅぶだわ

 

 

 

 

今日こそはお金振り絞ってバッパー泊まってやる

 

まじで

 

 

 

 

朝6時半

 

とりまバッパーのチェックインの10時まで適当に時間潰すことに

 

 

 

まだ日が出てすぐなのに、もうすでに公園にはアボアボたちが何人か来てる

 

 

 

そしてたまに絡まれる。

 

 

 

暇やけんギターの練習でもしよっと

 

 

ジャンジャンジャラララジャンジャン〜♪

 

I'm free to be whatever I

whatever I choose I'll sing blues if I want 

 

 

 

朝食ギター弾いてたらおばアボが話しかけてきた

 

「文無しなの?

このお金であそこのマック行ってきたんさい」

 

 

!!!???

 

 

 

まさかの展開

 

 

生活保護で酒とドラッグびたりの公園生活って話しか聞いてなかったから、この展開にはびっくりした

 

 

いや、アボアボにもいろんな人がいるよなー

 

 

驚きのセンキューを伝え、マックへ

 

ありがたく朝マックをいただいた

 

 

 

まじで、ジャンク感半端ない(笑)

 

そして、昨日の夜ぶりのマック

同じ店員がいなかったことを願う(笑)

 

 

 

おばアボにお釣りを返し、しばしアボアボたちが休んでいる木陰で朝食

 

 

みんな公園の木の木陰に集まって、何してんだろーなー

 

 

 

 

特に何するわけでもなく、寝てる人もいれば、なんか話してる人もいる

 

 

こんなスーパーハイパー穏やかな生活あるかよ笑

 

 

 

 

そして、9時半ころに宿に行ってとりま荷物だけ置かせてもらった

 

 

そして再び町の散策

 

ブルームもある程度観光地化していて、お土産屋とかオシャレなレストランとか金があったら楽しめそうなスポットはちらほら

 

 

けどまあ一番のメインはやっぱりケーブルビーチ!

 

てかそれを見に来たのだ!

 

 

そんな大きすぎもせず、かといってモールとかもあって小さすぎもせず

風が気持ちよくて町の横に超絶綺麗なビーチもある

 

ブルーム良いね!

 

 

 

そして昼過ぎ、宿にチェックインしてとりま昼寝

 

野宿はやっぱりあんま疲れがとれぬ

 

 

1時間半くらい寝た

 

 

外で寝た後だと、バッパーのドミトリーのごみベッドでも宮廷にある黄金の羽毛ベッドのように感じる

 

ありがたやありがたや

 

 

 

宿からケーブルビーチ行きのバスが無料で出ていたので、とりあえず行きはそれを使うことにした

 

 

 

バスが出るのを待っていると、日本人らしき男の人が声をかけてきた

 

「where are you from?」

 

アイム ジャパニーズ!😏ニヤ

 

 

話を聞いてみると、滋賀出身のひろきさんも数日前にブルームに来たけどまだケーブルビーチには行っていない!とのことだったので、2人で行くことにした

 

 

 

バスに揺られ15分

 

 

 

この距離なら町から歩いてでもいける

 

 

 

とりまシドニーのボンダイビーチ見比べてやろーか笑

 

 

 

 

 

 

 

 

、、、、、

 

 

 

や、、やべーーーーー!!!

 

 

ボンダイビーチごみやん!!!

 

 

いや、というかケーブルビーチが超絶綺麗!!

 

 

綺麗な水色に白い砂浜

 

そしてどこまでも開けたこのビーチ

 

波も穏やか

 

 

 

沖縄の海とはまた違った美しさ

 

 

 

なんならエアーズロックよりも感動した笑

 

 

 

この瞬間の写真がないのが残念である、、、

 

 

 

唯一残っている写真が一枚あるので、それを後ほど見せよう

 

 

 

ひろきさんは小学校の先生をしているらしく、その話を聞きながらビーチを散歩

 

 

 

にしてもビーチ長ーーーい

 

はしから端までいったら10キロはある

 

 

 

え?

そんなんで長いとかいってたらいけんって?

 

 

なにやらオーストラリアには、うん十キロ続くビーチが結構ゴロゴロあるらしい

 

なんてこった

 

そんなとこ散歩してたら1日が終わってしまうわ

 

 

 

そしてやっとビーチの南端についた

 

なんで南端に来たかって?

 

 

ケーブルビーチの南には、昔恐竜が何億年後かに観光スポットになるだろうと気を利かせ、足跡を強めにつけていった場所があるからだ

 

 

そのおかげで今日、俺らもこーやってケーブルビーチで半日潰すことができるのだ

 

 

サンキューダイナソー

 

 

 

 

ついてびっくり

 

そこに姿を現したのは本当にただの足跡

 

たぶんオーストラリアの子供たちが夏休みの自由研究で作ったであろう足跡だった

 

 

 

 

 

ひろきさん

帰りましょうか、、、笑

 

 

 

 

来た道を折り返し、夕暮れをまつ

 

 

 

 

そして待ちに待った瞬間がやってきた

 

 

う、うわーーーー

 

 

やっぱケーブルビーチやべぇーーーー

 

 

f:id:kakibayashi:20170326224326p:image

 

 

 

砂に染みた海水に、夕日が反射して

これでもか!ってくらいのオレンジが広がる

 

 

 

まじで圧巻だった

 

 

 

もうオーストラリア一周0円旅が終わったかのような達成感(笑)

 

 

 

いけんいけん、ちゃんと宿に帰って明日からまたパースに向けてヒッチハイクやで

 

 

 

日が沈みきった後、誘ってついてきてもらったはずのひろきさんに帰り道を教えてもらい

なんとか市街地へかえってきた(笑)

 

 

Wool earth で明日からの旅の食料を買い、夕食

 

 

 

夕食はなんとひろキングさんのおごりでマック!!

 

 

ブルーム来て3回目のマック

ごちそうさまでした!笑

 

 

 

 

 明日からまた2100キロヒッチハイクしてパースへ向かいます!

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