カキバー旅行記

ヒッチハイクに始まり、日本一周、オーストラリア一周、、、 考え、気づき、知る。誰の人生でもなく、自分の人生を歩むために Twitter→@kctikimono Facebook→柿林春輝

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石段ジョン 〜イベントを終えた「今この瞬間」思うこと〜

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さっきインキュベーション授業でやってる石段の家のイベントを終わった

過疎化と高齢化が進む両城の町の空き家をリノベーションし、その建物を使って町を活性化させよう
という目的のこのプロジェクトで、今回は地域規模でウォークラリーともちつきをした

上のマップはイベントで使ったウォークラリー用のマップ
ドット絵なのが面白くて、すごい興味そそられる

イベントを終えた今、いくつか思ったことがあるので今後の教訓としても思い出としても忘れないように書き残しておく

1.子供の世界は天然の湧き水のごとく純粋ですばらしい

今日の俺は幼稚園の子について一緒に町中を走り回った
全チームの中で一番遅くて余計な回り道ばっかしていた
そのおかげで長い時間子供と話したりいろんな場面を見ることができた

そして思ったけど
子供ってほんとに素の反応をするし、自然に思ったことを感情に表してる
周りの目も反応も知ったこっちゃない

自己中っちゃ自己中かもしれないけど、
周りを気にせず、おもうがままに生きているこの感じは俺は本当に好きだと思った

誰のためでもなく、自分のために生きている

俺も周りの目とか反応を気にしたくないとか言いながらも、いろんなところで周りから影響されてるし
無意識のうちに周りの目を気にしてたりする
だから、この「自分」が主人公で生きていて、その瞬間の感情を表にして、その瞬間を生きている子供たちはサイコーだと思った

両方とも今の俺にはかけている部分だ

昔の俺もこんなだったんだろーけど、知らぬうちに必要もない壁を作りまくってしまったんだろうか?
その壁を今必死に壊そうとしてるんだろか?

なんだろうか、この無駄な作業は。

子供たちは思ったことを口にし、したいことを行動し、ありのままで反応する
しかも全部思ったその「瞬間」に

天然の湧き水のような純粋さを感じた

2.「信じきってたときの事実が覆されたことに驚いている自分」がわらえる(笑)

今日のイベントにたまたま以前2回会ったことがあって知っていた家族が参加してくれて、その子にすごいいじられて体当たりされまくった(笑)

さんざんいじられたり、相撲の相手させらりたりしてなんだかんだ仲良くなった

そしてもうイベントが終わるっていう間際になって驚きの事実が発覚してしまった

その家族は、妹と兄とお母さんの3人で参加してくれていたのだけど
実はその兄だと思っていた子が女の子だった

会話の中でさらっと気づかされてしまったので、心の中でめっちゃ驚いた
衝撃だった
申し訳なさより驚きが圧倒してしまった

ボーイッシュすぎて気づかなかった
決してけなしているわけではない
むしろこんなにかっこいい女の子だったらすごい綺麗な女性になると思う

けど、それ知った瞬間は男の子だと思ってずっと接していたからそれを知っても男の子としてしか接せれなかった
なんだろうか、この意識感覚
一旦信じてしまったものは、無意識の内に心にこびりついてひまっていて簡単には取り除けない

特に教訓を得たわけではないけど
「それに驚いている自分」が面白かった(笑)
この感覚にはなかなか出会いなー

3.上から発言のように聞こえる「みんな手伝ってくれてありがとう」は、実は正しい

今回のイベントはウォークラリーリーダーの現田ともちつきリーダーの下岡さんの2人がメインでやった
みんな年末年始ほとんど準備せぬまま冬休みを終えてしまって、残りの1週間で詰め込んでしまったからすごいあたふたしてしまった

なんだかんだイベント事態はそこそこ人がきて、来た人たちには喜んでもらえた

そんでもってイベント終わったときの反省会でウォークラリーリーダーだった現田が感想として
みんなも先生方もいろいろ手伝ってくれてありがとうございました。」
って言った

これに対して何人かが、
「いやいやみんなでやったイベントなんだから手伝ったとかじゃないでしょ(笑)」
「それはちょっと違うよ(笑)」
みたいな感じで言って
全体的な雰囲気としても「たしかにそーだ」
ってなってた

でよくよく考えてみて思った
手伝ってくれてありがとうって言った現田が間違ってるんじゃなくて、そう言わせる状況を作ってしまったみんながいけないんでしょ。
(俺も現田も含めて)

リーダーの2人からしてみれば、「みんなのイベント」じゃなくて、2人が引っ張ってその一部をみんなが手伝うイベントだったんだろう

正直なところ俺は、来た人たちに喜んで帰ってもらえることより
イベントをちゃんとした形で運営・企画する「人の動き」の方が重要だと思う
結果より過程だと思う

なんか結果が良かったからイベント成功だ。みたいな感じになってるけどそれはリーダーと他の数人がが必死に準備したからであって、過程の段階はかなり良くないよね
だから今回のイベントは失敗なんじゃないかな

仕事をうまいことみんなにふらなかったほうも、受け身で動かなかった方も、お互いに責任があるから次のイベントこそは本当に「みんなのイベント」にしないといけない


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朝一で集まったときはただ来た子供たちと遊んで、もちついて帰ったらおわるやー
とか思ってたけど、すごいいろいろ感じれた日になった
サイコー