カキバー旅行記

ヒッチハイクに始まり、日本一周、オーストラリア一周、、、 考え、気づき、知る。誰の人生でもなく、自分の人生を歩むために Twitter→@kctikimono Facebook→柿林春輝

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ブルームに向けてヒッチハイクしてたら、焼け死にそうになった話、、、give me water 〜オーストラリア0円旅18日目〜

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シドニー出発から約5000キロ

 

もうこんなところまできてしもーたよ

 

 

 

 

オーストラリアの北

 

暑すぎて仕方がない

 

日中は地獄のようだ

日が当たるところに立っていると、3時間で皮膚ガンで死ねる

 

 

結局木こりにもなれなかったし、もうブルームにいくことにした

 

たぶんブルームってなんやねん

って感じの人が多いと思うから、説明しておくと

 

f:id:kakibayashi:20170324210910j:image

 

 

ケーブルビーチっていう

こんな感じの写真だけでも涙なかせそうなビーチがある小さな町

 

 

ダーウィンとパースの間にある町なので、ヒッチハイクの寄り道にいくことにした

 

願わくば、ここで良い仕事を見つけてしばらく定住したい

 

 

まあそんなこんなで、ブルームまで1000キロ!

今日からまたカナララへヒッチハイク開始やねんっ!!

 

 

カナララの中心地から歩いて高速沿いへ

数キロしか歩いてないのに、暑くてやばい

 

 

とりあえず町の端でヒッチハイクを始めた

 

 

 

まあ2日くらいでブルームいけたらいいだろう

 

 

 

 

ヒッチハイク開始

 

にしても日差しが強すぎる

立ってるだけなのにもう1リットルの水飲み干してしまった、、、

 

 

粘るしかないのでがむばるよ

 

 

 

2時間経過、、、

さらに水を500ml消費

 

 

ちょ、、

この流れはやばくない?

 

 

車が全く通らないわけでもない

けど、止まる兆しは見えない

 

 

だんだん暑さでテンションがおかしくなってきた、笑

さっきから独り言が止まらない

 

 

止まってくれーーー!!笑

 

 

 

開始から4時間

すべての水を消費。

 

近くに水道もないので

もう命をここに置く覚悟を決める

 

 

 

そこから30分後、

一台の車が止まってくれた

 

5時間も立ちっぱなしの俺を見て、心配してくれた夫婦が水をくれた

 

 

 

うわぁあああああーー!!!

 

やべぇあうあああああやあーー!!!

 

 

 

このキチガイみたいな叫びでどこまで伝わるかわからないが、笑

ここまで追い詰められると、水もらっただけでとてつもない感動と感謝が沸き起こる

 

 

これだけは言い切れる

 

普通の生活してたらこの感情は沸き起こってこない!笑

 

 

 

水をもらって、完全に覚悟が決まった

 

 

絶対に

「絶対にブルームに行ってやる!!」

 

 

灼熱のサバンナの中

1人で叫んだ

 

 

 

もう覚悟が決まると怖いものはない

どこまでもいってやるぜ!!

 

 

 

 

 

そして30分後、、

 

ついに本日1台目に乗せてもらえたー!

 

もう5時間立ちっぱなしの俺を見て、さっき通った人が戻ってきて50キロ先まで乗せてくれた

 

 

 

車の中のクーラーに泣きそうになった

 

優しさに助けられた

 

 

 

 

そして、50キロ先のサバンナでまた降ろされた

 

 

 

ここからまた頑張らなければ

 

 

車はほとんど通らない

 

もうここで野宿する覚悟でヒッチハイク

 

 

 

とりあえず止まっている車に声をかけてみた

 

仲良しおじさん3人組

 

 

 

 

と、

なんと声をかけて1台目で乗せてもらえた!!!

 

けど、テンションはたかいけど、俺の意思はあんまり伝わってないみたい(笑)

大丈夫かな笑

 

 

 

もう乗ってしまったから知らない!笑

 

方面が違ったとしても行ってしまえ!笑

 

 

 

乗るとすぐに冷たいビールをくれて、みんなでビールを飲みながらサバンナ旅

 

 

 

 

 

泣いた

 

もう完全に泣いた(笑)

 

 

助けてもらっただけでも感動なのに、1ヶ月ぶりのビールまでもらってまじで感極まった

 

 

 

これなんだよ

 

これだからこの種の旅は止められん!!

 

 

追い詰められた分、感動が何十倍にも跳ね上がった

 

 

俺生きてるーーー!!!

 

 

 

※軽くアルコール入ってるので許してください(笑)

 

 

 

おじさんたちも愉快で楽しい

 

 

途中、おじさんたちの本職だというケトルステーション(オーストラリアの砂漠の牧場)に連れてってもらって、出荷されていく肉牛たちを見送った

 

 

 

 

そして乗せてもらって250キロ、ついにおじさんたちの目的地に到着

 

お礼を言い、アドバイスをもらいお別れ

 

 

 

もう夕方だからなかなかヒッチハイク難しそうだけど、一応頑張ってみる

 

 

ガソスタの前でヒッチハイク

 

 

 

一台止まってくれた車があったけど、乗車定員いっぱいで不可

 

 

 

もう今日は諦めて野宿するか〜

と考えていたそのとき、また1台車が止まってくれた

しかもめっちゃ笑顔!

 

 

 

これはキタ!?!?

 

 

 

「We just got broom me!!!」

 

 

!?

俺ブルーム行きたい!!

 

 

 

「No No

we have got broom!」

 

 

はい??

 

 

 

笑顔の女性

手元を見ると、青いブラシを持っている

 

 

 

 f:id:kakibayashi:20170324215603j:image

 

 

あ、、、

やられた。

やっとわかった笑

 

 

 

会話が噛み合わんと思ったら、俺がbroomeのボードを持っていたから、broom(ブラシ)持っているよ!と必死にアピールしてくれたのだ

 

 

 

 

、、、、、

 

もう知らないんだから!

 

 

 

 

 

苦笑いで見送った、、、笑

 

 

 

そして今晩は野宿

 

 

有料のモーテルはみたいなところのシャワーをIt's freeで借りて、寝るのは野外

 

 

 

明日こそ本当のブルームに出会えるといいな

 

 

ブラシじゃなくてね笑

 

 

 

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