カキバー旅行記

ヒッチハイクに始まり、日本一周、オーストラリア一周、、、 考え、気づき、知る。誰の人生でもなく、自分の人生を歩むために Twitter→@kctikimono Facebook→柿林春輝

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オーストラリアで財布もパスポートもクレジットカードもケータイも盗まれた話と対処 〜オーストラリア一周0円旅 パース編〜

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ヒッチハイクで必死にパースまで到着した次の日

 

バッパーで体力をフル回復した俺はすぐさま仕事探しに取り掛かった方法は1択

 

Gum treeでアルバイト募集にアタックしまくる!

オーストラリアだと手渡しで履歴配りなんてのもできるけど、これはメンタルも体力も必要な割には全く成果を出さない

 

ので、オーストラリアではGum treeが1番手っ取り早く確実

とりあえず短期の2.3ヶ月募集しているところに片っ端からメールや電話をした

 

すると、みんな仕事探しに苦戦すると聞いていたが20件以上応募すると3.4件くらいは返答が帰ってきた

 

 

その一つ目のところでクリーナーの仕事をゲット!

こっからバリバリ稼いでやるぜーー!!

って意気込んでいた矢先のお話である

 

 

クリーニングっていっても、誰かが出て行ったあとの家を掃除するっていう仕事

この日は激汚くて、家の壁にはゴキブリの死骸がくっつき、床にはウンコが落ちていて、普通に吐きそうになる家の掃除だった

 

汚すぎたので、荷物は家のガレージに置いて6人くらいで働いていた

6人って言ってもケニア人とインド人とモリシャス人

 

日本人は俺だけ

しかも全員女の子

よりどりみどりである

 

 

みんな吐きそうになりながらもなんとか掃除しきった

こんなゴミみたいな仕事でもみんなやるのは、結局俺らみたいな外国人だとなかなか仕事を手に入れられないからである

 

 

ふーーー

やっと終わった

今日くらいはいい飯食うか〜

 

 

 

あれ、

無い

俺のバックだけ無い

 

 

無い無い無い

 

 

どこを探してもなーーーい!

 

 

 

ゴミを漁っても、誰に聞いてもなーーーい!

 

 

 

捜索すること3時間

 

もう無駄な抵抗はよして認めるよ、、

 

 

お金もケータイもパスポートもクレカもバンクカードも旅の日記もモバイルバッテリーもなんもかんも盗られたってことを!!

 

 

たまに盗難にあったやつに、

「命があったんだから良かったじゃん。

ね?」

なんていう愚か者がいる

 

 

けど、言っておこう

 

絶望である

 

命があるなんて言うけど、結局絶望することに違いは無い

 

 

てか、そんなこというやつは財布もなんもかんも奪ってしまえ(笑)

 

 

 

帰ってリスカしまくろーか悩んでいた矢先

その晩はボスが家に泊めさせてくれることになった

 

 

ここからは盗られたときの対応を記しておく

同じようになんもかんも盗られて絶望している人のためにでもなれば幸いだ

 

 

まず、

クレカとバンクカードを止めよう

 

これは電話で全部できるのだけれどもクレカの場合は話す相手が日本人だからサクサク進むがバンクカードの場合は電話の相手がバリバリのネイティブスピーカーなので何を言ってるのやら分からない

話せる人に説明してもらってもいいが、銀行が空いてるなら行って説明するのが1番である

 

ちなみに新しいクレカは自宅に郵送されるので、俺は1回自宅に送ってもらってから家族にパースまで郵送してもらった

バンクカードはパスポートさえあれば、再発行はすぐにできる

逆に言えば、パスポートも盗られるとパスポートの再発行が完了するまではバンクカードも再発行できない可能性が高い

 

 

次に警察に行く

近くのポリスステイションを誰かに聞くかしてどーにか探して行き

盗難にあったことを伝えて、盗られた物をできるだけ細かく説明する

(パスポートも盗られた人はここでちゃんとパスポートも言っておかないとパスポートの再発行のときまた警察に来ないといけない羽目になる可能性が高い)

 

盗難にされたものが帰ってくるかどーかはさておいて、パスポートを再発行するためにはここでもらえるincident numberというものが必要なのだ

 

incident numberが書かれた紙は無くさないように取っておく

パスポート再発行のとき、この番号が必要になってくる

 

 

ちなみにパスポートが無いと泊まってるバッパーの延滞とかもできないことがあるのでマジで萎える

 

 

盗難されてすぐに必要な応急処置はこんな感じ

 

 

あ、あとメンタルケアも忘れずにね(笑)

 

 

 

けど、そうこうしてる内に絶望も過ぎ去っていったのではないだろうか?

 

俺も盗られて6時間くらいで回復した

 

むしろ

案外めっちゃ重要だと思ってたものが無くなってもなんとかなるじゃん

本当に必要なものなんてこの身一つじゃん!

って思うようになってくる

 

おめでとう

そう思ったら君はもう究極の旅人の仲間入りである

 

 

そして、時間があるときにパスポートの盗難届けと再発行をしないといけない

これは日本大使館に行くしかない

パースみたいな大きい都市だと日本大使館もあるんだけど、小さい田舎町なんかだともちろん大使館なんて無いので大きい町に行かないといけない

 

けど、ネットで調べるとパスポートの盗難届けはお早めになんて書いてあるけど遅れてもそんなリスクは無いので今すぐできない人はあとでもよし

ちなみに俺は盗られて2週間後にやっと行った

 

 

パスポートの再発行に必要には

  • 戸籍謄本
  • パスポート用の顔写真2枚
  • incident numberをもとに、オーストラリアの警察署のHPから入手できる盗難証明書を印刷したもの
  • ワーホリならワーホリビザを証明するため、オーストラリア行く前にメールで送られてきたワーホリビザの発行許可証

 

 

1番のネックは戸籍謄本

家族に連絡して再発行して、それをオーストラリアに送ってもらわないといけない

けど、緊急の場合を除いてこの作業はスルーできない

ので、どんなに家族と仲が悪くてもお願いするしかない

むしろこのタイミングで仲直りしよう

 

 

顔写真は郵便局に行けば5分で撮れる

サイズは45㎜×35㎜

ホームページには6ヶ月以内なんて書いてあるが、そんなものを証明する手立ては一切無い

 

 

オーストラリア警察のHPから発行する盗難証明書もちょっとめんどくさい

パソコンと印刷機が必要だからである

 

大抵の人はそんなもの持ち合わせて無いのでネカフェか図書館に行こう

州立の図書館だと、パソコンは無料で、印刷機も激安で印刷できる

 

そのとき、かつてオーストラリア行く前にメールで送られてきたワーホリビザの発行許可証も印刷しておこう

ビザの証明にこれも必要

 

 

 

 

数々の困難を乗り越え、全ての書類を揃えた諸君

 

残念ながらもうひと困難頑張ってもらおう

 

君たちへの最後の試練はこれだ!

 

ドンッ

 

パスポート申請料170ドル

 

 

何を隠そう結局金なのである

日本は盗難にあいメンタルボロボロな国民にも金をせびる国なのだ

よく覚えておこう

 

 

まじめに仕事も貯金もなかったらそんな金どーもできない

なんの手立てもない人は物乞いをしよう

 

いや、まじめな話オーストラリアで物乞いは結構儲かるらしい

iPadで音楽聴いてるホームレスとか普通にいるし

年収500万越えの猛者もいるんだとか

 

 

たぶん俺もボスに助けてもらってなかったら物乞いやってた(笑)

 

 

 

そんなわけで書類を提出し、物乞いを1週間しながら待ち170ドルを手に入れた君

 

「合格だ

日本に帰ってよかろう」

by Japan

 

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※書類提出からパスポート交付まではおよそ1週間。お金も受け取り時支払い。

 

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