カキバー旅行記

ヒッチハイクに始まり、日本一周、オーストラリア一周、、、 考え、気づき、知る。誰の人生でもなく、自分の人生を歩むために Twitter→@kctikimono Facebook→柿林春輝

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スペイン巡礼 地獄の3日目 〜冬の巡礼で1番気をつけるべきことはそれだったか、、〜

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昨日かなり限界まで歩いて、もう夜足がやばかったのに、

朝あきると割と歩けるようになってる

 

ほんと人間の体すげーなー

まじで自分の足に感謝しまくってる

 

 

ってことで3日目もがんばろー!

 

 

昨日の夕食の余りをレンチンして朝食に

 

昨日も頑張ったので、今日はもう軽めに23キロくらいにしよう!って決めて、朝の9時前に出発

 

左足の裏がちょっと痛むけど、まだ全然歩ける

 

巡礼路沿いには、大抵国道が走ってる

昨日までは雪で巡礼路が通れそうになかったので、道路をずっと歩いてた

 

けど、もう雪もなくなり巡礼路を歩けそうなので、今日からはリアル カミーノ歩くことにした歩くことにした😁

 

舗装されてない細くて砂利があって、ぬかるんでたり、緑がいっぱいの道

まじで自然に癒される

 

たしかに雪解けと雨で歩きづらいけど、こっちのが良い!

巡礼感もあるし、カミーノからパワーをもらえそうな気がする

 

 

ヤコブのモニュメント

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なんか勝手なイメージだけど、聖ヤコブえんとつ町のプペルって似てる気がする笑

まあモニュメントがなんとなく似てるだけなんだけど笑

 

 

途中の町にはこんな水補給用の場所がある

夏はこいつが大活躍するんやろーなー

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15キロくらい歩くとパンプローナという大きな町がある

とりあえずそこで昼休憩を取ろう

 

巡礼路横の川から水が流れ出して、何箇所か水没してた笑

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もう構わず突っ込め!!笑

 

こーいうときクロックスは強い!

濡れても歩いてたら乾く笑

 

 

しかもなんか良い感じに足が冷やされてクールダウンして、痛みがしばらくなくなった笑

 

 

ここ数日の雨と雪で、川がすごいことになってる笑
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昔作られた石造りの橋があったり
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こーいうのが残ってるのもヨーロッパのいいところだよね

地震がないから古い建物とか建造物が今も使われてる

 

そしてついにパンプローナに到着

日本でいうお堀みたいになってる
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そして、ここで入ってきた敵を迎え撃つ!笑
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知らんけども笑

 

 

それを超えると

パンプローナの街並みが

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カラフルで綺麗な町だな〜

巡礼始めて1番大きな町だ笑

 

 

そして昼休憩

 

なんか毎回思うけど、誰かとずっと旅してるとだんだんイライラしてきてしまう

たぶん無意識レベルに気を遣ってたり、我慢してたり、自分のペースを乱されてるからだろう

 

けど、その中でもほんとずっと一緒におれる人もいるんだよね

それが俺にとっての本当の友達であったり、パートナーであったりするんだろーなー

 

 

そして、、

今回もまだ2日目なのに、コリアンウーマンが先々いくから昼間ちょっとイライラしてた笑

で、思わずカフェで昼からビールを飲んでしもーた笑

 

疲れてるし空きっ腹だから、ビール2杯でもう良い気分笑

 

足の痛みもあんまり感じない笑

 

 

ってことで、この勢いに任せて歩くよー!!笑笑

 

俄然ペースが上がる

 

速攻でパンプローナの町を抜けた

 

振り返ると遠くにパンプローナの街並みが

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いきを切らしてさ〜

駆け抜けーた〜みちを〜

ふーりかえりわーしないーのさ〜

 

あーーーー!!

景色さいこーーーー⤴︎

 

まじで気持ちいい

 

 

ビールよいに任せてパンプローナから残り10キロを駆け抜ける

 

 

今日も足が限界に近づいてきた

 

途中、杖になりそうな木を拾った

杖なんか意味あるんかな?とか思ってたけど、いざ試してみるとめっちゃいい!!

 

足が3本になったかのように、分散されて足がそこまで痛くない!

 

ヤコブでさえも杖つかってたんだから、杖くらいありやろ!笑

 

 

 

そして、、

 

今日も頑張った

杖と足のお陰で今日も25キロを完歩し、予定の町に到着
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お疲れ様でしたーー!!!

 

 

 

 

 

そして宿へ

 

 

 

宿の呼び鈴を鳴らすと、おじさんが出てきた

 

唯一聞こえたのは「Close」の言葉

 

 

 

まじかーーーい

どうやらこの町にあいてる宿はないらしい、、

 

 

出たよこの流れ笑

あーだこーだゆっても仕方がないので、気持ち切り替えて、次の町まで7キロ歩くことにした!

 

もう既にボロボロなのに、鬼やな笑笑

 

時間は既に5時10分

日の入りは6時半

 

時間がない!!

日が暮れるとなんも見えんから急ごう!!

 

 

こーいう逆強で燃えるのが俺です

はい

 

第二のスイッチがはいって、800メーターの山を登る登る

 

霧を被った山で、あんまり先が見えない笑
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逆強スイッチのおかげで、登り3キロをなんとか登りきった

 

 

みんなこーいうのを味わいながら巡礼してきたんやね
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からの下り2キロがクソきつい笑

杖なかったら滑りまくってた笑

 

限界のふくらはぎが悲鳴をあげてる笑笑

 

 

ごめんなー

冬の巡礼の一番の気をつけるべきことは、宿の確保やなー

寒さとか雪は良しとして、ついて宿がないのが1番きつい笑

 

しかも、最初もらったアルペンゲリストには、たしかに営業期間中のはずだったのに

 

たぶん、客が少ない内に中を改装してて、そこまでは事務所は把握してないんだろう

 

もうそれを確かめる手段は現地に行くか電話をかけるかしかない

 

要するに俺らには、現地に行くしか確かめれんってこと笑

 

たぶんね

 

 

 

ってことで、次の町まで歩ける余裕を残してゴールを決めること!

これが冬の巡礼の掟やね笑笑

 

 

 

 

そーこーする内にどんどん暗くなってきた

そして、遠くの方に町の光が見える

 

 

頑張れ俺とコリアンウーマン!!

 

 

足ももう限界

杖でなんとか歩けてるけど、そのかわり手首も痛い

時間がなくて休憩もしてないから肩も痛い

 

こーなってからが恐ろしく長く感じる、、

1分が5分のように

1キロが5キロのように感じる

 

歩けばゴールに着くことはわかってるんだけど、歩いても歩いても全然あの光に近づいてる気がしない

 

マップを見て驚いた

こんなに歩いたのにあとまだ1.5キロもあんの!?

日が暮れて暗いのもあって、進んでるのか戻ってるのかわからん

 

 

ひさびさに追い込まれたなー

 

 

もう2人とも疲れて無言でひたすらラストスパートを歩く

 

 

 

 

そして、、、

 

 

 

ついに希望の光がやっと目の前に!!

 

 

もう笑った

2人で笑った

 

よくやったよほんと
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頼む!!

この町の宿はあいててくれ!!

もう無理!笑

 

 

 

 

神は見捨てなかった笑

 

 

宿はオープン

 

 

まじで最高に感謝した

宿の主人もめちゃ親切

 

ついたらそっこうでスープを出してくれた

 

夕食も10ユーロで激盛りにしてくれて

デザートやパスタやワインもつけてくれて
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パンプローナとプエンエレライナの間にある、Uterga という町のCasa Baztan

まじでおすすめ!

 

 

今度こそお疲れ様でした笑